直行率とは?歩留まりとの違いは?事例を用いて紹介!

今回は製造業(メーカー)で重要な直行率について紹介します!

直行率の意味や、歩留まりとの違いについて事例を用いて紹介していきたいと思います!

監修者
中小企業診断士 清水誠太
岐阜県出身。Setchan製造業ブログの運営者。元大手メーカーの調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、独立して製造業に特化したデジタルマーケティングの専門家として中小企業様を支援。

こちらの記事はこんな方にオススメです!

・製造業で生産技術をされている方
・製造業について勉強中の方
・メーカー志望の就活生の方

直行率とは歩留まりと似ている概念として混同しやすいので、今回の記事で違いを理解しましょう!

それでは早速進めていきましょう!

目次

直行率とは?

直行率とは?

投入されたインプットに対して、手直しや不良を起こさずに生産されたアウトプットの比率の事を言います。

つまり、一度も手直しが無く、直行で完成品になったもののみをアウトプットとしてカウントするので、社内の品質管理や生産性の視点で使用されます。

直行率は高い方が良いです。

計算式は下記のような式になります。

直行率=(産出量:一度も手直しが無い製品 / 投入量) × 100(%)

例えば、100kgの材料で80kgの製品が完成させた2名の作業者がいたとします。

そのうち、Aさんは40kg分の製品は手直しをしていて、Bさんは手直しを一切せずに完成させた場合、どちらの方が作業者として品質が高いでしょうか。

直行率のイメージ図

もちろん、一度も手直しをしていないBさんの方が品質が高いです。

上記の計算式に則って計算を行うと、Bさんの直行率は80%になります。

いかがでしょうか。簡単に理解できたのではないでしょうか!

歩留まりとの違いは?

歩留まりと直行率の違いは?

歩留まりと直行率の違いは、途中で手直しなどが発生した完成品を含むかどうかです。

『歩留まり』についてはこちらの記事で紹介しておりますので、是非ご覧ください!

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つまり、より厳密に品質や生産性を管理するケースでは直行率を用いることが多いです。

言葉では難しいと思いますので、図解で説明します。

直行率と歩留まりの違い

上記の例では、歩留まりは修正や手直しをして最終的に製品となれば、アウトプットとしてカウントします。

しかし、直行率は完成品になるまでに手戻りなく直行で進んだ製品のみをアウトプットとしてカウントするので、より厳密な管理に向いております。

まとめ

今回は製造業(メーカー)で重要な直行率について、直行率の意味や歩留まりとの違いについて事例を用いて紹介しました。

ポイントは、直行率の産出量には手戻りした製品は含まないということです。

歩留まりと直行率の違いの図解

このポイントを押さえて頂けばあなたも直行率をマスターできましたよ!

特に、直行率は品質や生産性に関わるので、調達部のバイヤーの方は価格交渉で用いる機会が多いです。

是非この機会に覚えておきましょう!

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今回は以上です。

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