こちらの記事では、生産統制について3つの重要なポイントを分かりやすく解説します!
こんな方におすすめの記事となっております!
・生産管理部の担当者の方
・中小企業診断士の1次試験受験者の方

『生産統制』という単語はあまり認知度が高くありません。
そのため、今回こちらの記事にたどり着いた方は、すでに生産管理担当として現場でご活躍されている方か、中小企業診断士の1次試験の受験生の方かと思います。
是非、こちらの記事で『生産統制』についての理解を深めてみてください!
こちらの内容はYouTubeで10分で学ぶことができます!
生産統制とは
- 生産統制とは?
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生産計画に対して進捗状況を把握し、計画に対して差異が発生している場合は、その差分の是正を図ることを言います。
つまり、計画通りに進んでいない場合に何らかの是正措置を講じることを指します。
【サンプル】製品Aの製造の場合
製品Aを5日間で10個製造する計画があったとします。
3日目までに計画では6個完成する予定でしたが、現時点で2個しか完成していません。
その場合、計画との差分は4個ですので、この差分を埋める施策を講じる必要があります。
例えば、作業者を増やして、計画通り5日間で10個完成できるように生産を統制します。
上記のような調整の事を『生産統制』と言います。
具体的な生産統制の施策は下記のようなものになります。
・仕事の再分配
・作業方法の変更
・作業の優先順位変更
・外注への切り替え
では、次に生産統制の3つの大要素についてご紹介します!
生産統制の3つの大要素
進捗管理
1つ目のポイントは進捗管理です。
- 進捗管理とは?
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時間的な要素にフォーカスした生産統制の手法です。
計画と実際の製造の進み具合を比較し、遅れや進みがあれば対策をして納期を遵守する管理。工程管理とも呼ばれます。
生産計画に対して業務の進行状況を把握して、計画との差がある場合は調整を行います。
進捗管理の際に良く使用されるのがガントチャートなどのツールです。
下記の記事で『進捗管理』を詳しく解説しております!

余力管理
2つ目のポイントは余力管理です。
- 余力管理とは?
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労働力の要素にフォーカスした生産統制の手法です。
人や機械の生産能力(最大能力)と、実際に発生する仕事量(負荷)を比較し、能力が足りているか、または余っているかを調整する管理
余力とは、負荷と能力の差分を言います。
この余力を最適化することが非常に難しく、能力に対して負荷が小さい場合は遊休を生じさせてしまいますし、逆に能力以上に負荷をかける場合は遅延を生じたり、メンタル面でのリスクも発生します。
余力管理の為には、2つポイントが重要です。
・作業者(設備)ごとの能力を適切に把握する
・負荷(タスク)の標準時間を適切に把握する
下記の記事で『余力管理』を詳しく解説しております!

現品管理
3つ目のポイントは現品管理です。
- 現品管理とは?
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モノの要素にフォーカスした生産統制の手法です。
原材料、部品、仕掛品(生産途中)、完成品の「あるべき状態」と「実際の状態」を、どこに・いくつあるか正確に把握・整理する管理です。
現品とは、材料、仕掛品、完成品などを指します。
それぞれの現品では下記のようなポイントを確認しましょう!
▪材料:必要な数量が適切な時期に準備できているか?、保管場所はすぐに分かるか?
▪仕掛品:どの工程で滞留しているのか?、滞留期間はどのくらいか?
▪完成品:完成品が滞留していないか?、スペースは効率的か?
下記の記事で『現品管理』を詳しく解説しております!

まとめ
今回は生産統制について3つの重要なポイントを分かりやすく解説しました!
生産統制の重要な3つのポイントは下記になります!
・進捗管理
・余力管理
・現品管理
他にも生産管理に重要なノウハウを幅広くご紹介しておりますので、是非併せてご覧ください!

今回は以上です!
引き続きSetchan製造業ブログをよろしくお願いいたします。


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