製造業・大手メーカー志望の就活生必見!メーカー・調達部門の就活・面接対策3つのポイント

私はこれまで自分自身も大手メーカーの調達部門の一員として業務をしてきました。

また、現在では大手企業の経営層から担当レベルまで幅広い調達部門の方とお話する機会がございます。

現場目線で感じる昨今のメーカーや調達部門に求められる人材の特徴を踏まえて、メーカーや調達部門を志望する就活生向けに2024年版の就職活動・面接対策を3つ紹介します。

監修者の中小企業診断士の清水誠太

監修者
中小企業診断士 清水誠太
Setchan製造業ブログの運営者。元大手の調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、製造業に特化した業務効率化やデジタルマーケティングの専門家として中小企業様を支援。

尚、学チカなどは他社ブログの方を参考にしていただき、Setchan調達ブログでは、

・なぜメーカー志望なの?
・なぜ購買・資材・調達部門志望なの?

という少しコアな部分をご紹介します。

では、今回ご紹介する3つのポイントはこちらです。

・メーカーはチームワークが重要。協調性や組織内での自分の役割をアピールせよ!
・QCDの最適化だけでは不十分。今の調達部門のトレンドを押さえろ!
・決して調達部門の未来は明るくない。だが未来を切り拓くビジョンを語れ!

他にもES添削や志望動機の作成代行も無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください!

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目次

メーカーはチームワークが重要。協調性や組織内での自分の役割をアピールせよ!

メーカーはチームワークが重要です。メーカー志望の全就活生は必ず理解しておきましょう。

では、なぜチームワークが必要なのか?

理由は、各部門が単独では機能せず、価値連鎖(バリューチェーン)によって価値を創出するからです。

下記はバリューチェーンの概念図になります。メーカーは各部門がそれぞれ価値を付加していくことで成り立ちます。

その為、メーカーでは個人プレーやエゴイストは好まれません。

メーカー就活の場合、学チカや自分の強みを話す時も、『組織で〜』、『仲間と共に〜』と言ったようなエピソードを選択すると良いでしょう。

また、学生時代の組織やグループの中で自分がどのような役割だったのか?を俯瞰して捉えるようにしましょう。

そこは後付けでも良いので、エピソードに付加していきましょう。

『この人は協調性があり、組織の中で自分が求められる対応ができる人だ。』と思われるようなストーリーを作ると良いでしょう。

オススメは下記のテーマです。ポイントは、組織の中の自分の役割についても掘り下げて伝えることです。

・部活動
・サークル
・バイトやインターン
・ゼミ活動

一見ベタなテーマに思えるかもしれませんが、下記をベースにまとめると非常に評価は高いのでご安心ください。(当時、大手メーカーにこの論法で複数社内定頂けました。)

・活動概要や活動結果
・活動内での課題や問題意識
・課題に対する自分の対応(役割とチームワークを意識)


メーカーはチームワークが重要です!意識しておきましょう。

QCDの最適化だけでは不十分。調達部門のトレンドを押さえろ!

次にメーカーの中で購買・資材・調達部門を志望する就活生は、調達部のトレンドを押さえておきましょう!

面接官も調達業務を理解をしよう取り組んだ姿勢は評価してくれるので、しっかり準備しましょう。

ただし、企業の方々はプロですので、学生が知ったかぶりをしてはNGです。

あくまで、『自分で調べた知識で恐縮ですが〜』といった姿勢で伝えましょう。

それでは本題ですが、調達部門を調べるとまず初めに『QCDの最適化』というようなワードが出てきます。

より良いQ:品質、C:コスト、D:納期を追求しましょう!という意味なのですが、『QCD最適化』だけでは準備不足です。

他の就活生と差を付けるには、最新の調達部門のトレンドを知っておく事が重要です。

では、現在の調達トレンドは何か?というと、下記のようなテーマは確実に押さえておきましょう!

・中小企業サプライヤーのサポート
・調達業務の自動化・デジタル化
・データ活用やデータ分析
・サプライチェーン管理
・各種調査業務の増加

簡単にトレンドの内容を紹介します。

中小企業サプライヤーのサポート

大手メーカーは多くの中小企業に支えられてモノづくりをしています。

その為、中小企業が倒産することは大きなリスクになります。

しかし、昨今のコロナやウクライナ戦争、災害、高齢化などの問題から今後ますます中小企業の倒産は増えていくことが予想されます。

いかにして中小企業を継続的に事業運営させるかは重要です。

調達業務の自動化・デジタル化

調達部門以外も同様ですが、自動化やデジタル化への移行は必須な対応です。

特に、仕様書や帳票類を多く取り扱う調達部門はデジタル化による業務効率化が期待できる為、非常に注目されている領域です。

データ活用やデータ分析

AI・機械学習などが注目されておりますが、調達業務ではデータを活用・分析する機会が多いです。

調達部門でデータ分析が重視され始めている背景は2つあります。

1つ目は、帳票類や仕様書などが電子的に保存され始めており、データ分析を行う土壌が少しずつ形成されてきているためです。

しかし、まだまだアナログで保管されているケースもありますので、まずはデータベースを構築する部分がハードルになることもあります。

ただ、データ分析に興味のある学生は調達部門はかなりオススメです。(私もやってました!)

2つ目は、ロジカルな交渉が必要になってきているためです。

これは大手メーカー企業のバイヤーの方は非常に注意が必要です。

過去は、大手がサプライヤーに対して恫喝まがいの交渉や買いたたきのような非ロジカルな交渉により、価格や納期の交渉をしてきました。

昨今は、コンプライアンス意識の変化や中小企業保護の強化などの変化により、根拠やデータをもとに交渉することが求められております。

サプライチェーン管理

大手メーカー企業のバイヤーを目指されている方は、サプライチェーン管理の意識も必要です。

昨今、CO2排出量の把握やBCP策定など、サプライチェーン全体での対策が必要となっております。

サプライチェーン全体とは、直接取引しているサプライヤーだけでなく、2次以降のサプライヤーも含めたサプライヤーの繋がりのことを言います。

今後は1次サプライヤー以降も意識した活動が必要です。

各種調査業務の増加

昨今は様々な調査が公的な機関から求められております。中でも、GHG排出量(温室効果ガス)や人権ディーデリジェンス、紛争鉱物等が非常に厳しく提出を要求されております。

特に大手メーカーでは、様々なサプライヤーから材料を調達しているため、膨大な量の調査や情報管理が必要となっております。

また、サプライヤーの窓口は調達部門なので、サプライヤーから情報を入手する必要があるとどうしても調達部門の業務となってしまいます。

どこまで真面目にやるのかは会社毎に異なるかもしれませんが、サプライチェーン全体でこのような調査を行う流れになってきているため、調達部門の業務負荷は非常に上がります。

このような『お金にならない作業』をいかに効率的に捌くか、ITなどを活用するなど様々な対策を考えていく必要があります。


他にも、調達トレンドについて下記の記事で更に詳しく書いていますので、こちらもご覧ください。

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決して調達部門の未来は明るくない。だが未来を切り拓くビジョンを語れ!

2.でお伝えした通り、調達部門では多くの課題が山積みになっております。

その為、これらのトレンドも踏まえて、皆さんが今後どんな事を実現させたいか?という部分を1つは語れるようにしておきましょう。

例えば、『中小企業サプライヤーのサポート』というトレンドでお話をする場合、

就活生
就活生

私は調達部門のバイヤーとして中小企業のサプライヤーに寄り添い、

共に成長していけるような関係づくりを構築していきたいと思っております。

面接官
面接官

それは非常に良いことですね!
では、なぜそのように思ったのでしょうか?

就活生
就活生

私は学生時代のゼミ活動で日本の中小企業について学びました。
そこで、日本の99.7%の企業が中小企業であることを知り、
大手メーカーも多くの中小企業に支えられてモノづくりができていることを知ったためです。

面接官
面接官

そうだったんですね!
非常に良い問題意識だと思います。
では、具体的にどのような方法で中小企業サプライヤーとの関係性を改善しようと考えますか?

就活生
就活生

具体的に2つの方法を考えております。
・1つ目は私自身がサプライヤーの製品や会社への理解を深めることです。
 製造現場を見学したり、社員の方とコミュニケーションを図ります。
 また、財務諸表なども拝見し、気になる数値についてサプライヤーと共に対策を考えます。

・2つ目は頻繁にコミュニケーションを取ることです。
 お互いに持っている情報を共有し合うことで、認識の齟齬を減らし、信頼関係を築きます。

面接官
面接官

とても具体的に考えられており、良い施策だと思います。
是非弊社に入社頂く場合は、中小企業サプライヤーへの施策を実施してみてください。

上記のように、具体性を持って厳しい現状を打破していく気概を見せましょう!

調達部門が欲しい人材は、チームワークを意識しながら、前向きに物事を捉えて推進できる力のある人です。

是非興味のある方はメーカーで調達部門を志望してみてください!

まとめ

今回は、製造業・大手メーカーや調達部門を志望する就活生向けに2024年版の就職活動・面接対策を3つ紹介しました。

・メーカーはチームワークが重要。協調性や組織内での自分の役割をアピールせよ!
・QCDの最適化だけでは不十分。今の調達部門のトレンドを押さえろ!
・決して調達部門の未来は明るくない。だが未来を切り拓くビジョンを語れ!

今回ご紹介したように、学生時代はこのようなビジネス現場のトレンドや生の情報は知らないことが多いと思います。

それは当然なことなので、気にせず少しずつ学んでいきましょう!

こちらのSetchan調達ブログでは、最新の製造業の情報をどんどん発信しておりますので、就活生の方々は是非参考にして下さい!

調達部門に興味ある方は、『調達部門の5つのやりがい』を是非ご覧ください!

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今回は以上です。

引き続きSetchan調達ブログを宜しくお願い致します!

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