購買部・資材部・調達部のバイヤーが必ず身につけるべきスキル3選

今回は20代~30代のバイヤーの方々を対象に調達バイヤーが必ず身につけるべきスキル3選を紹介します。

こちらの記事は元大手企業バイヤーであり、中小企業診断士でもある清水が解説します!

監修者の中小企業診断士の清水誠太

監修者
中小企業診断士 清水誠太
Setchan製造業ブログの運営者。元大手の調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、製造業に特化した業務効率化やデジタルマーケティングの専門家として中小企業様を支援。

今回の記事はこんな方におすすめです!

・調達バイヤーとして特徴が無いことに悩んでいる方
・今後調達バイヤーとして出世をしたい方

新人バイヤーの方がまず身につけるべきスキルについては下記の記事で紹介しておりますのでご確認ください。

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それでは早速始めましょう!

目次

バイヤーに必要な論理的思考力とは?

1つ目のスキルはロジカルシンキング(論理的思考)です。

調達バイヤーに限った話ではないですが基礎的なビジネススキルとして必須です。

また、ビジネス交渉の場ではロジカルな説明が求められる機会が多いです。

特に大きな組織での意思決定では根拠とロジックを元に判断されることが多いです。

その為、新人であってもバイヤーの方は必須なスキルになります。

ロジカルシンキングで重要な2つの概念を紹介します。

・MECE(ミーシー/ミッシー)
・ロジックツリー

MECEとは『もれなくダブりなく』という意味です。

何か物事を構造化する際に、『必要な要素は全て出揃っているか?』、『重複している項目は無いか?』という2つの視点でチェックすることが重要です。

ロジックツリーとは階層化して整理するためのフレームワークです。


枝葉が分かれるように階層を分けて考えていくことで、物事を階層的に可視化して整理することに役立ちます。

MECEとロジックツリーは概念を学ぶより、イメージを掴んだ方が早いですので、例で『信号機』を構造化してみましょう!

MECE(ミーシー/ミッシー)のロジックツリー

意外と難しいですよね?

このように何か議論をする際などに、検討ポイントに漏れが無いか?構造化のレイヤーは合っているのか?等を意識しながらロジックを作り上げていきましょう。

すぐに覚えられる!必須の財務諸表の知識とは?

2つ目のスキルは財務諸表知識です。

財務諸表の中でも財務三表と呼ばれる下記3つの指標が重要です。特に重要なのは下記の3つです。

まずはこの3つを覚えてしまえばOKです!

・貸借対照表(B/S表)
・損益計算書(P/L表)
・キャッシュフロー計算書(C/F計算書)

貸借対照表(B/S表)

貸借対照表とは、会社の家計簿のようなものです。

会社が持つ資産をどのようにして手に入れたのか、『借り入れをして買ったのか』、『会社が保有するお金を何に使用しているのか』、『それで会社経営は安全なのか』などのことが分かります。

経営者はついつい短期的な利益や売上に目が行きがちですが、貸借対照表はこれまでの積み重ねの結果なので中長期的な視点で会社を知る事ができます。

バイヤーとしては貸借対照表が読めないと中長期的なサプライヤー企業のリスクを把握できません。

始めは少し難しい指標ですが少しずつ学んでみましょう!

損益計算書(P/L表)

損益計算書とは、会社がいくら儲けたのか・損したのかが分かるものです。

損益計算書は『売上-経費=利益』という単純な構造です。

費用をいくつかの種類に分けることで利益を5つの種類に分けます。

①売上総利益
②営業利益
③経常利益
④税引前当期純利益
⑤当期純利益

サプライヤーが中小企業の場合は、まず①売上総利益、②営業利益が分かればOKですので、そこまで難しくありません!

キャッシュフロー計算書(C/F計算書)

キャッシュフロー計算書とは、企業の現預金のフローと増減の要因をまとめた表です。

個人的にはバイヤーが最も学ぶべき最重要な指標と考えております!

CF計算書の知識を身に付ければ、あなたもワンランク上のバイヤーに大変身です☆

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重要なのは3つだけ!必須の遵法知識とは?

3つ目は遵法/法律知識です。

基本的に調達部門に関係する法律は下記の6つになります。しかし、さらに必須なものに絞れば3つになります!

①独占禁止法(独禁法)
②印紙税法
③下請代金支払遅延等防止法(下請法)
④民法
⑤労働者派遣法 
⑥電子帳簿保存法(電帳法)

中でもバイヤーにとって重要な法律である3つとは、

・独占禁止法(独禁法)
・印紙税法
・下請代金支払遅延等防止法(下請法)

については、下記の記事で詳しくご紹介しておりますので是非ご覧ください。

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遵法/法律知識が無いバイヤーは会社にとって非常にリスクの高い人材になってしまいます。

特に昨今のコンプライアンス意識の高まりにより、下請法等による中小企業保護の規制強化は顕著です。

下記の記事では実際に中小企業庁が大手バイヤー企業の社名を公表して指導するケースを紹介しております。

こちらの記事を読んでいただき、より一層遵法意識を持っていただけることを期待しております!

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まとめ

今回は中堅バイヤーを対象にして調達バイヤーが必ず身につけるべきスキル3選を紹介しました。

・ロジカルシンキング
・財務諸表知識
・遵法/法律知識

日々のバイヤー業務に忙殺されてしまうと、なかなか体系的知識の習得に時間を割けないですよね。

しかし、時間が過ぎるのはあっという間で、すぐに30代・40代・定年…と進んでいってしまいます。

是非、今回の記事をキッカケに中堅バイヤーの方々には、体系的な知識も活用してバイヤー業務をレベルアップしていただければと思っています!

他にも最近流行の調達のデータ分析記事なども紹介しておりますので是非ご覧ください。

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今回は以上です。

引き続きSetchan調達ブログを宜しくお願い致します!

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