今回は生産管理部は怖い?調達部とは仲悪い?について元バイヤーのsetchanが解説します。
こちらの記事はこんな方におすすめです!
・メーカー志望の就活生の方
・現役の調達部の方

生産管理部はなんか怖いイメージがあるのではないでしょうか?
こちらの記事では、工場にいる怖いおじさんの正体についてご紹介します。
生産管理部は怖いのか?
最初に結論を述べると、この質問については概ねYESです。
では、なぜ生産管理部に怖いおじさんが多いのかと言うと、それだけ重要なポジションだからです。
具体的には、生産管理部は製造現場と調達部と営業部に対して生産計画をベースに指示します。

生産計画は柔軟に変える必要がありますが、他部門の全ての要求を許していると生産計画が崩れてしまいます。
例えば、
・営業から無理な前倒し要求が来た場合
・調達部から納期遅れの連絡が来た場合
上記の要求を許可することは、製造現場の方を苦しめることになります。
例えば、作業者に対して急な残業をお願いすることになります。
このような事が普段から頻発すると製造現場は常に混乱してしまいます。
その為、生産管理は強い意志を持った上で、『優先度』・『重要度』を基に柔軟な対応を行います。
この強い意志、作業者を守るという部分が他部門から見ると、『怖い』という印象を与えるのかも知れません。
調達部と生産管理部は仲が悪いのか?
前半でお伝えした通り、生産管理部には生産管理部の役割や正義があります。
調達部と生産管理部は仲が悪いというより、理想とする状態がそれぞれ違うので利害が一致しないという特徴があります。
つまり、目指している状態が各々異なるので、同じ方向を向く事が難しいのです。
例えば、
・生産管理部の理想として、ジャストインタイムで仕掛品や在庫を発生させない
・調達部の理想として、納期遅れを防ぐためにできるだけ早めに納品させたい
上記のケースでは、生産管理部は材料を早めに納品して欲しくないですが、調達部は早めに納品したいので、両者の意見が対立してしまいます。
このような状態を『縦割りの組織』と言います。

縦割りの組織とは、部門ごとに自部門の都合だけを考えて行動をする事で、組織全体で非効率な状況になってしまう組織のことを指します。
材料の納期についても、組織全体として『ジャストインタイム』という方針を統一できれば、調達部もそのような指針に従って行動できます。
テーマに戻り、『生産管理部と調達部は仲が悪いのか?』の回答としては、
仲は悪くありませんが、縦割りの組織では利害が一致しない事が多く、部門間の関係性が悪化する事があります。
その為、縦割りの組織の是正に向けて組織横断的な施策や全社方針の徹底が必要となります。
まとめ
今回は生産管理部は怖い?調達部とは仲悪い?について元バイヤーのsetchanが解説しました。
ポイントは下記2点です。
・現場の作業者や計画を守るために怖い・頑固な印象になる
・他部門とは利害が一致しない事が多い
このような印象がある組織は縦割りの組織になっている事が多いです。
組織規模が大きくなると、各部門で自立的に活動が行える分、組織全体での視点が軽視される傾向にあります。
生産管理部が怖い!と感じるバイヤーの方は、是非組織全体で利益が最大化できるかという視点で生産管理部の方と話してみましょう。
双方でその意識を持つ事で、両部門が歩み寄る事ができると思います。
非常に難しい問題ですが、是非長い目で改善していきましょう!

今回は以上です。
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