こちらの記事では、中小企業診断士の養成課程は行くべきか?について7つのポイントで解説していきます!
今回の内容はこんな方にオススメの記事になります!
・中小企業診断士を目指されている方
・中小企業診断士の養成課程を検討されている方

監修者
中小企業診断士 清水誠太
Setchan製造業ブログの運営者。元大手の調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、製造業に特化した業務効率化やデジタルマーケティングの専門家として中小企業様を支援。
私は下記の養成課程の判断フローチャートを行い、その後のマトリックスで養成課程となれば、確実に入学することをお勧めします。
この判断フローチャートの細かい内容を7つのポイントに分けて説明していきますね。

| フローチャート① | フローチャート② | 判断 |
|---|---|---|
| 試験合格 | 養成課程 | 急ぎなら養成課程 |
| 試験合格 | 試験合格 | 試験合格 |
| 養成課程 | 養成課程 | 養成課程 |
| 養成課程 | 試験合格 | 家族からOK出れば養成課程 |
中小企業診断士の取得目的の明確化
1つ目は中小企業診断士の取得目的の明確化です。
意外と「なんで中小企業診断士を取る必要があるの?」という問いへの回答が難しいですよね。
だからこそ、自分の中で明確な回答(目的)を持っておくべきなのです。
ココで厄介なのが、中小企業診断士には弁護士、公認会計士、税理士等のように独占的な業務が少ない点です。
なので、「上場企業の監査業務をするために公認会計士になりたい!」という必要条件的な理由が使えないのです。(意外とこのような理由は思考停止で楽なのです。)
私は皆さんに中小企業診断士になる理由を生々しく、カッコつけずに考えてほしいです。
私の場合は、「自分の人生に自信を持ちたかったから」です。
一度決めたことをやり切ることで、自信を付けたかったのです。
もし皆さんが色々考えてみて、資格取得の必要性が無いなら取る必要はありません。(他の事でも全然良いのです。)
ぜひ一言で説明できるくらいシンプルにしておきましょう!
コストとリターンのバランス
2つ目のポイントはコストとリターンのバランスです。
養成課程では、大きく2つのコストが発生します。それぞれ具体的には下記のようになります。
・金銭的コスト:養成課程の学費は250万円以上かかる。
・時間的コスト:半年~2年間、週2~5回の養成課程に通学する必要がある。
上記のようなコストが発生しますが、下記のようなリターンが想定されます。
上記のようなコストとリターンを鑑みて、ご自身の置かれた状況や価値観に合わせて判断していきましょう。
独学 vs 養成課程のメリット・デメリット
3つ目のポイントは、独学と養成課程のメリット・デメリットの比較です。
独学と養成課程では、金銭的な違い、人脈形成、技能の習得の観点で違いがあります。
- 独学ルート(実務補習経由)
・費用が安く済む(実務補習は15日間で20万円程度)。
・1年間で数回期間があるので、好きなタイミングで受講できる。
・企業支援の経験が少ない場合は、実務経験の不足を感じる可能性。
- 養成課程ルート
・体系的に実務を学べるため、未経験でもスムーズに実務へ移行しやすい。
・人脈形成(受講生・講師・支援先企業とのつながり)が期待できる。
・修了すれば実務要件を満たし、即診断士登録が可能。
仕事との両立
4つ目のポイントは、仕事との両立です。
養成課程には大きく3つのパターンがあります。
①平日の日中に通学する。(半年~1年間)→ 仕事を辞めて通学
②平日の夜+休日に通学する。(1年間)→ 働きながら通学
③休日に通学する。(2年間)→ 働きながら通学
これらを踏まえて、特に下記のポイントは確認しておきましょう。
・仕事の状況を鑑みて、両立が可能か?仕事を辞める覚悟はあるか?
・通学期間はどれくらいを想定しているか?
因みに、私は②平日の夜+休日に通学をする養成課程に働きながら通っていました。
しかし、全く本業に支障が無いか?と言われると、かなり社内の関係者には迷惑をかけていたと思います。
実務経験の獲得手段としての有効性
5つ目のポイントは実務経験の獲得手段としての有効性の視点です。
このポイントは、特に20~30代の方や、コンサルティング会社勤務ではない方には検討頂きたいポイントです。
・診断士として独立を考えている場合、実務経験が不可欠。
・養成課程では企業支援を体系的に学べるため、実務経験を積むのに適している。
・ただし、すでに副業でコンサル支援を行っているなら、試験合格後の実務補修で十分。
人脈形成の視点
6つ目のポイントは、人脈形成の視点です。
養成課程のメリットの1つとして、半年~2年間を同じメンバーで過ごせることです。
友情や信頼関係ができるので、ビジネスパートナーとして安心して仕事を行えます。
独学での試験組は、合格後に診断士協会や勉強会(研究会)などに入って、人脈形成を構築していくことになります。
独立したい方は、診断士同士の繋がりで案件が獲得できたりするので、人脈形成は重要なお仕事になります。
・養成課程では受講生同士や講師とのネットワークが築ける。
・診断士同士のつながりは、案件の紹介や協業の機会につながることもある。
・ただし、診断士協会や勉強会などでもネットワーク形成は可能。
将来の方向性との適合性
最後7つ目のポイントは、将来の方向性との適合性です。
将来どのように診断士を活用したいか?によって、養成課程に入るべきかは分かれます。
・診断士としてすぐに独立したい(資格をすぐに取得したい)→養成課程
・すでに副業をやっている →試験合格でも良いかもしれない
・企業内診断士を目指している →金融機関以外なら試験合格
※金融機関の場合、会社の制度で中小企業大学校の養成課程を受講するケースが多いです。
このように、将来像のために診断士という資格が必要なのか?その取得方法は養成課程である必要があるのか?この適合性を確認しておくと良いでしょう。
まとめ
こちらの記事では、中小企業診断士の養成課程は行くべきか?について7つのポイントで解説しました。
①中小企業診断士の取得目的の明確化
②コストとリターンのバランス
③独学 vs 養成課程のメリット・デメリット
④仕事との両立
⑤実務経験の獲得手段としての有効性
⑥人脈形成の視点
⑦将来の方向性との適合性
上記の7つのポイントを踏まえて、改めて養成課程の判断フローチャートを見てみましょう!
養成課程への進学を迷われている方は、是非一度こちらの内容で頭の中を整理してみてください!

| フローチャート① | フローチャート② | 判断 |
|---|---|---|
| 試験合格 | 養成課程 | 急ぎなら養成課程 |
| 試験合格 | 試験合格 | 試験合格 |
| 養成課程 | 養成課程 | 養成課程 |
| 養成課程 | 試験合格 | 家族からOK出れば養成課程 |
皆さんの将来のキャリアが素晴らしいものになるように応援しております!Good Luck!!
今回は以上です。
引き続きSetchan製造業ブログをよろしくお願いいたします!


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