今回は購買・資材・調達部門に向いている人3選を紹介します。
こちらの記事ではこんな方にオススメです!
・メーカー志望の文系就活生の方
・メーカーへ転職を考えている方
メーカー志望の方で具体的なキャリアの考え方に悩んでいる方も多いと思います。
今回はそんな悩める就活生向けに、メーカーの購買・資材・調達部門に向いている人の特徴にフォーカスして、細かく説明したいと思います!

監修者
中小企業診断士 清水誠太
Setchan製造業ブログの運営者。元大手の調達バイヤー、調達戦略のITシステムの技術営業として6年間勤務。その後、製造業に特化した業務効率化やデジタルマーケティングの専門家として中小企業様を支援。
昨今のメーカー就活では入社後のミスマッチを減らすために部門別採用が増えてきているようです。
部門別採用とは総合職一括採用ではなく、選考の段階から営業部、調達部、設計部などの部門ごとに選考フローを分けて行う採用方法です。
その為、メーカー就活では具体的に『どんな業種でどんな仕事をしたいか?』を語れる必要があります。

下記の『調達部の仕事内容』の記事をご覧頂いた上で、今回の記事を読んでいただけるとより理解が深まると思います。

では早速、今回のメイン『調達部・資材部・購買部に向いてる人の特徴3選』を紹介します!
製造業を現場・製品から学びたい人
製造業について学ぶ際には様々な側面から学ぶことができます。
それだけ製造業は広く、全てを知る事は非常に大変です。
調達部では製造業を現場や製品から学ぶことができる特徴があります。
具体的には下記2つになります。
バイヤーとしてサプライヤー対応をする
バイヤーはサプライヤーを複数社担当し、必要な部材を購入します。
そこで、購入する部材について無知だと価格の妥当性が分かりません。
逆に、サプライヤーから高く売られてしまう可能性もあります。
その為、バイヤーは製品や部材の勉強が必要です。
では、どのように製品や部材について勉強すればよいのでしょうか?
そんな時に役立つのがサプライヤーです。
サプライヤーは自社の製品を買ってもらいたいので、まずは自社の製品を説明して理解してもらおうとします。
つまりWin-Winなのです!
そこで現場や製品を見せてもらい、気になる質問をどんどんしていくと多くの学びがあります。
現場で勉強できるのがバイヤーの強みなのです。
開発購買業務として設計者と上流工程に参画する
開発購買業務とは受注前の開発品の部品選定を行う業務です。
これは最終製品のスペックや原価を決める重要な業務です。
上流で設計者や開発者と共に最終製品の強みや差別化要因を議論できるやりがいのある業務です。
開発購買業務が多い業界や調達部のプレゼンスが高い企業の特徴はこちらの記事で纏めておりますので、是非併せてご覧ください。

デジタル化や製造業DXに興味がある人
昨今、どの業界もDX(デジタルトランスフォーメーション)の動きが活発になっております。
調達部門でもデジタル化やDXのニーズが高まっております!
特に、
・仕様情報や購買情報などのデータベース化
・仕様情報や購買情報などの電子的やり取り
・見積書・納品書・注文書などの帳票類のデータベース化
等が必要です。
ただデータベース化するだけでなく、集めたデータで何をするのかというゴールを設定すると良いでしょう。
データベース化するだけではDXではありません。
実際、調達部の現場ではなかなかDXが進んでおりません。
調達部でDXが進んでいない理由はこちらの記事でまとめております。
集めたデータを使って新たな価値を創出し、過去の悪しき習慣から脱却することで企業風土を変革する事がDXには求められます。
ITベンダーから企業のDXをサポートする事も良いですが、社内人材から改革を進める事も非常に面白いでしょう。
デジタル化やDXなどに興味のある学生は調達部門は向いています。
是非社内からデジタル化・DXを推進していきましょう!
将来コンサルへの転職を考えている人
近年、就活生から非常に人気の高いコンサル企業ですが、私は新卒で入るより中途で入社する事をお勧めしております。
私も普段コンサル企業の方とお仕事をしますが、
・製造現場を知らない
・フレームワークへの落とし込みに固執
・施策の実行・改善まで責任を持たない
というような若手コンサルが散見されます。
もし将来コンサル企業で勤務したい学生は、一度メーカーの調達部門に勤務される事をオススメします。
『調達部が転職市場で有利な理由』についてこちらの記事でご紹介しておりますので、是非併せてご覧ください!

将来コンサルへの転職を考えている人が調達部に向いている理由は下記3点です。
製造現場を知ることができる
基本的に調達部門は工場で働く事が多いです。
また、製造場所も近くにあるので現場との距離感が近いです。
その為、調達部に数年間在籍するだけで製造現場のイロハを知る事ができます。
製造現場の理想と現実を学べる
コンサルの方の提案する施策は、しばしば製造現場から「理想論」と揶揄される事があります。
コンサルの方々からすると簡単な提案でも、製造現場の方からすると高度に感じる事があります。
現実の製造現場はそこまでハイレベルの事を出来ているわけではありません。
技術は高度ですが、その中間の事務処理や情報伝達、社内システムなどはアナログなケースが多いです。
その為、製造現場に提案する施策レベルについて、コンサルの想定とギャップが生まれます。
このギャップを理解している事は、提案方法や現場との調整おいて非常にメリットです。
改善施策の実行力が身につく
コンサルに依頼をするケースは、社内では改善が難しいケースです。
その為、まずは社内で課題解決を進め、改善が難しい場合にコンサルやシステムベンダーなどに依頼を行います。
具体的にコンサルに依頼するケースとは、
・施策が高度で対応可能な社内人材がいない
・リソース不足で対応可能な社内人材がいない
等が多いです。
上記のようなケースでない限りは、できるだけ社内人材を活用して改善を行います。
その為、調達部門では自ら改善活動を行い、自分自身で試行錯誤ができる環境があります。
単純に問題を解決するための施策を考えるだけでなく、自分でPDCAを回すことができるので、実行力と現場感を鍛えることができます。
この能力は非常に重要で、今後コンサルを目指す場合は役立つこと間違いありません。
まとめ
今回は、就活生向けに購買・資材・調達部門に向いてる人3選を紹介しました。
改めて、今回のポイントは下記3点になります。
1.製造業を現場・製品から学びたい人
2.デジタル化や製造業DXに興味がある人
3.将来コンサルへの転職を考えている人
一見、地味そうに感じる調達部門ですが、非常にアクティブで人材育成の観点でもオススメできるお仕事です。
調達部門では、「現場」×「デジタル」×「製造業」など、様々なテーマで期待されております!
古い調達部門からの脱却に向けて、是非皆さんの力で調達をアップデートしてきましょう!

他にも『メーカー志望・調達部門向けの最新就活・面接対策』の記事も是非ご確認ください!

今回は以上です。
引き続きSetchan調達ブログを宜しくお願い致します!


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